毎日使用する数種類の化粧品。
あなたはどのようなポイントで選んでいますか?
年齢や季節によっても、お肌に合う成分は変わります。
化粧品の容器や外箱にずらりと成分名の記載がありますが、購入するときにチェックしたことはありますか?
何やら難しそうな成分名のオンパレード!
その中でも、お馴染みの成分はいくつかありますね。
化粧品は法律で全成分表示が義務付けられています。
化粧品は毎日お肌につけるもの。どんな成分が入っているか気になりますよね!
全ての成分を把握することは出来ませんが、
全成分表示の基本的な見方を知っておくと、
化粧品選びに新たな視点が加わって楽しくなりますよ♫
全成分表示の見方が分かると
- 配合されている成分を見て、自分が求めている化粧品かどうか判断の目安にすることができる。
- 肌悩みを解決できる可能性が高い化粧品を選ぶことができる
- お肌に合わない成分を特定したり避けることができる。
自分の理想のお肌にぐんぐん近づけますね♡
化粧品全成分表示とは何か?
容器や外箱の下のほうに「全成分」から始まり
その後ずらりと細かく成分名の羅列が続いています。
これが全成分表示です。
市販品の全成分表示をみてみよう!
水,グリセリン,BG,DPG,ジメチコン,ジグリセリン,(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー,塩化Na,ジェランガム,ポリクオタニウム-51,グルタミン酸,アスパラギン酸,チャ葉エキス,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,アセチルヒアルロン酸Na,ヒアルロン酸Na,トリメチルシロキシケイ酸,メチオニン,水溶性コラーゲン,クエン酸Na,メタリン酸Na(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー,エタノール,水酸化K,クエン酸,ピロ亜硫酸Na,アラニン,BHT,フェノキシエタノール,クロルフェネシン,香料
市販品公式より引用
化粧品と医薬部外品の表示は違う?
化粧品と医薬部外品では、法律の規定が異なるため表示の仕方が少し異なります。
化粧品➡配合されている全ての成分を記載する
医薬部外品➡厚生労働省が認可した「指定成分」を記載する。
(その他の成分は業界の自主基準で全成分表示を行っている)
医薬部外品は有効成分(指定成分)とその他の成分とで
分けて記載されているよ。
化粧品全成分表示のルール
基本的なルールをまとめたよ!
①配合量の多いものから順に記載する
意外と知られていない大原則がこれです!
配合量の多い成分から順に記載する。
ですので、成分の一番最初に記載されている成分が一番多いということになります。
水,グリセリン,BG,DPG,ジメチコン,ジグリセリン,(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー,塩化Na,ジェランガム,ポリクオタニウム-51,グルタミン酸,アスパラギン酸,チャ葉エキス,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,アセチルヒアルロン酸Na,ヒアルロン酸Na,トリメチルシロキシケイ酸,メチオニン,水溶性コラーゲン,クエン酸Na,メタリン酸Na,(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー,エタノール,水酸化K,クエン酸,ピロ亜硫酸Na,アラニン,BHT,フェノキシエタノール,クロルフェネシン,香料
スキンケア化粧品では、水、グリセリン、BG、PG、DPG、エタノールなどの
基材と言われるベースとなる成分が多いです。
その他には、※機能性成分や品質保持を目的とした成分や香料・着色料などがあります。
《※機能性成分とは》
肌の悩みに対して、化粧品の効果・効能を発揮する成分。
訴求成分とも言われる。
②1%以下の成分は最後にまとめて記載する(順不同)
1%以下の成分は順不同です。
そのため企業は、消費者が好む成分を前に表記することができます。
ここが重要ポイントで、
1%以下の目安となる成分があるんです!!
・ヒアルロン酸Na
・コラーゲン
・セラミド
・植物エキスなど
これらの成分の記載があれば、そこが1%以下のラインだと推測できます!
水,グリセリン,BG,DPG,ジメチコン,ジグリセリン,(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー,塩化Na,ジェランガム,ポリクオタニウム-51,グルタミン酸,アスパラギン酸,チャ葉エキス,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,アセチルヒアルロン酸Na,ヒアルロン酸Na,トリメチルシロキシケイ酸,メチオニン,水溶性コラーゲン,クエン酸Na,メタリン酸Na,(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー,エタノール,水酸化K,クエン酸,ピロ亜硫酸Na,アラニン,BHT,フェノキシエタノール,クロルフェネシン,香料
これらの成分の前に機能性成分が記載されている⇒機能性成分の配合量が多い
これらの成分の後に機能性成分が記載されている⇒機能性成分の配合量が少ない
ということになります。
自分が求めている機能性成分が多いものを選べば、肌悩みの解消や理想とするお肌に、より近づけますよね!
※メーカーによってはアルファベット順・アイウエオ順なこともあります。
全ての化粧品にあてはまるわけではないことをご了承ください。
③着色剤は最後にまとめて記載する(順不同)
着色剤は、配合量に関わらず最後にまとめて、順不同で記載されています。
④香料はまとめて「香料」と記載できる
香料は各成分名ではなく、「香料」とひとまとめで記載できます。
まとめ
全成分表示ルールのおさらいです♪
- 配合量の多いものから順に記載する
- 1%以下の成分は最後にまとめて記載する(順不同)
- 着色剤は最後にまとめて記載する(順不同)
- 香料は各成分名でなく「香料」と記載できる
全成分表示からわかることは、成分の種類と組み合わせです。
配合量まではわかりません。(これは企業秘密といわれる部分です)
ですので、あくまでも全成分表示は
配合成分を確認するための目安として活用することをおすすめします♬
これから、化粧品選びの際には、容器や外箱の全成分表示をぜひチェックしてみてください。
自分の求めている成分が入っているのか、
または合わない成分は入っていないか、
あなたの化粧品選びの参考にしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました♬